ワンちゃんも喜ぶ「ソーラーサーキットの家」編
ワンちゃんも喜ぶ「ソーラーサーキットの家」編
こんにちは。Shoei彩工房の情熱赤メガネでお馴染み、伊藤です。
前回は『ワンちゃんと人が一緒に暮らすプランニング』の誕生秘話についてお話しさせていただきました。
私にとっては、はじめて一から担当させていただいた家づくり。
人・ワンちゃんに合った間取りを考え、その間取りが図面としてカタチになって行く様子を見ているのは本当にワクワクしました。
「いつかは自分の家をこんな風に建てたい!」
という気持ちがふつふつと…
頑張って必ず夢を叶えます!!
さて「愛犬と幸せに暮らす家」誕生秘話の第三弾は、建物のヒミツについて。
O様のおうちは「ソーラーサーキット工法」で建てられます。
このおうちには優れた効果がたくさんあるのですが、今回は「ペットとの共生」にテーマを絞ってO様のおうちづくりを振り返っていきたいと思います。
もしこのページをご覧たいただいている方で
- 今現在ペットを飼っている。もしくは将来飼おうと思っている。
- そのペットを家族の一員だと思っている
- ペットを置いて外出する時はエアコンを入れっぱなしにしている
- うちのペットは鳴き声が大きくて近隣に迷惑が…
- 逆に外からの音に敏感ですぐストレスが溜まる…
- 自分自身のセカンドライフは寒暖差の少ない家で送りたい
とお考えの方にとって、役立つヒントとなれば幸いです。
■O様がShoei彩工房で話を進めようと思ったきっかけ
今回は第一弾のエピソードよりずっと前。O様がモデルハウスに来られてから弊社のことを家づくりのパートナーとして認めていただくまでの約1年間の出来事について振り返ってみたいと思います。
住宅会社選びに迷っている方のお役に立てれば幸いです。
初めて原山モデルでお会いしたあと、O様は弊社が主催する『健康セミナー』をはじめ、『完成見学会』や『構造見学会』など、いろいろなイベントに参加してくださいました。
弊社で家を建てる決断をされたのは、それらのイベントのひとつである『まちなか体感モデルハウス宿泊体験』の場でした。
『まちなか体感モデルハウス宿泊体験』とは、水道も電気も通っていて実際に暮らすことができる弊社のモデルハウスに一日宿泊していただく予約制のイベントのこと。
実は弊社で家を建てられるほぼすべてのお客様がこの宿泊体験を経験されています。
O様にとってまだ家を建てるかどうかも分からない建築会社のモデルハウスで一日宿泊するということは相当ハードルが高かったでしょうし、他のお客様でも同じだと思います。
でも私たちは、余程の事情がない限りは宿泊していただくことを強くオススメしています。
その理由をお話しします。
■なぜ『宿泊体験』をオススメしているのか?
暑くて寒いとよく言われる埼玉県。
もう言われ慣れている感じもしますが、実は埼玉の夏の最高気温は沖縄の那覇より高く、冬の最低気温は新潟より寒いことはご存知でしたか?
そんな寒暖差の激しい埼玉県でこれからのセカンドライフを送られるO様。
終の棲家として暮らしていただく以上、温度差の影響を受けにくく、体調管理もしやすい住宅で暮らしていただきたい。
そんな想いから、O様にははじめから「ソーラーサーキット工法のお家」をおススメさせていただいていました。
他にも、健康セミナーでは家の中に潜むリスクなどのお勉強を。
構造見学会では、ソーラーサーキット工法の施工現場にて建て方や特徴、他の工法との違いなどをご理解いただき、完成見学会でも実際にソーラーサーキット工法で建てたお家をご見学いただきました。
そもそも、「構造」「断熱」は、いつでも取替できるキッチンなどの設備とは異なり、住んだ後になってなかなか変えることの出来ない部分です。
しかも、その「構造」と「断熱」こそが、夏の暑さと冬の寒さを抑えるキーポイントになり、キレイな空気の中で暮らす秘訣となり、快適な住環境を生み出す元となります。
住み始めてから「あの時こうしておけばよかった…」と後悔してほしくないので、少しずつ私たちの想いも知って頂ければと、O様をたくさんのイベントにお誘いしましたし、O様も足繁く通ってくださいました。
しかし、イベントは日中などの「居心地の良い時間」に開催することがほとんど。
家を建てた後は、昼間は外に出かけて夜に家にいることが多いのに、その夜をあらかじめ体感しておくことができないというのは大きなデメリットや誤解を生む元になってしまいます。
・熱帯夜の寝心地は今住んでいる家と比べてどうなのか?
・冷え込む冬の朝、布団から出るのに苦労するのかサッと出られるのか?
・人が食事をしたり睡眠を取った状態で結露は起きるのか?
などなど、宿泊してみないと自分で体験できないことはたくさんあります。
外の環境が変わった時も、快適に暮らせるのか?
家づくりにおいてとても重要なことなんです。
というわけで、まだ夏の暑さが残る2017年9月上旬。
O様には私達から『体感モデルハウスの宿泊体験』をしてみませんか?とお誘いし、夕方からモデルハウスにご宿泊いただきました。
そして翌日の朝。「過ごしてみていかがでしたか?」とお尋ねしたところ、「彩工房さんでプランを作ってほしい」というお話につながっていったのです
■実は、ワンちゃんのこんな悩みも解決できる?!
最初は、O様のことを思ってソーラーサーキット工法をご提案していた私達。
ところが、プランを作る前の彩ヒアリングや、ワンちゃんと暮らす家について調べた時、このソーラーサーキット工法は『ワンちゃんと暮らす上でのあるある』を解決できることに気がついたのです。
解決できる!ワンちゃんあるある①:
外出するときは、ワンちゃんのためにエアコンをつけっぱなしで外出する…
汗をかかないワンちゃんたちは、夏は本当に暑くて大変そうです。
O様も「暑いとかわいそうだから…」と家に置いていく際は、エアコンをつけっぱなしで外出することも多いと話されていました。
他のワンちゃんを飼っている方も話を聞いたら、ほとんどの方が『外出するときはエアコンつけっぱなし』と!
伊藤「エアコンのつけっぱなしって…電気代が怖いですよね…」
O様「そうなの。でも、家の中、すぐ熱くなっちゃうからかわいそうで…」
ソーラーサーキット工法の新しいお家では、エアコンOFFにしても涼しさが長持ちしますし、床下がひんやりしているのでワンちゃんも安心ですよ!
解決できる!ワンちゃんあるある②:
うちのワンちゃん、大きな音が苦手で…すぐ吠えちゃう…
「うちのワンちゃん、雷の音が苦手なの…すぐ隠れちゃう」
小上がりのタタミスペースで打合せが盛り上がっている中、O様から出たこの一言。
私も近所のワンちゃんと室内で遊んでいた時のことをぼんやり思い出しました。
尻尾が垂れ下がって、ワンワン吠える。
「外だから、大丈夫だよ~」といっても吠え続ける。
他にも、トラックの音や、クラクションなど。
大きな音に反応することが多いそうです。
でも、そこもご安心ください!
ソーラーサーキットの家は、国道沿いで音楽会を開催しても、静かでゆっくり音楽を楽しんでいただけるぐらい外の音が入ってきにくいのです!
逆もしかり、室内の音が外に漏れにくいので…
そうです。
来客時に吠えるワンちゃんの声も聞こえにくくなりますよ。
大工さんの丁寧な施工・確かな技術があってこそ、人もワンちゃんも快適に過ごすことの出来る空間となります。
O様がお住まいになってからの定期訪問時が、今から楽しみでなりません。
今回の「ソーラーサーキットの家編」はここまでです。
お読みいただいてありがとうございました。
次回は、設計の脇坂がアツく燃える!というお話をさせていただきます
担当伊藤が綴る「愛犬と幸せに暮らす家ができるまで」レポート