仕事着イロイロ
こんにちは。
さいたまで注文住宅を建てている、shoei彩工房の鈴木です。
ぽかぽかと気持ちの良いお天気が続きました。なんだか暑いかも?と感じる日もあって、もうすっかり夏ものに目を光らせている今日このごろです。
さて、今日は「母の日」
幼いころから一緒に暮らしているなかで、沢山の山を乗り越えて、時には励まされ、時には本気で怒られ、いつの間には仲直り。
大人になってからは、いつでも頭のどこかで気にしている存在の「お母さん」
色々なことがあっても、やっぱり「お母さん」のことって、みんな大好き。
「お母さん」って不思議ですね。。
そんな「お母さん」のイメージにピッタリなエプロンですが、着物を日常着としていた時代に油や水で汚れるのを防ぐために生まれたのが、かっぽう着。
その後、着物の袂が収まる袖になり、働きやすくなるように改善され家事をする女性に欠かせない仕事着となり、そのままお母さんのイメージと重なっているようです。
現在、この流れを汲むのは、土木・建設工事に携わる人たちが履く「鳶服」と呼ばれるズボン「ニッカーボッカーズ」です。
脚と生地の間にたっぷりゆとりがあって、膝を曲げたときの圧迫感がなく動きやすいのが特徴。
この「ふくらみ」は何か引っかかりそうな気もするのですが、工事現場の突起物を服の一部で察知して事故を未然に防ぐのだとか。
今は膨らみや長さによって、七分、八分等のバリエーションも色々で華やかな色使いのモノも増えているそうです。
他にも貨物船の荷役作業などに従事していた人が履いたカーゴパンツや整備士さんなどに使われるつなぎ等、仕事から発して今では日常使いになっている衣服も沢山あります。
それらが「カッコよく」見えるのは、きっと動きやすい衣服を着ることで、着る人のエネルギーを発動させるからで、毎日をいきいきと生きるための衣服が仕事着といえるのかもしれませんね。
皆さんにとっての「母の日」が、あたたかなモノになりますように。
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