生活と食器の深い関係
こんにちは。
さいたまで注文住宅を建てている、shoei彩工房の鈴木です。
先週少し遅いGW休暇をとった。
爽やかな5月の風につられてか、花粉の季節の反動か、晴れた休日には、ここぞとばかり洗濯機を回していた。
そんな中家仕事をしながら、ふと思う。
我が家のグラスやマグは、全て大きくてどちらかと言うと分厚い。
たっぷりサイズは、冷蔵庫にちょこちょこお茶や牛乳を注ぎ足しに行かなくてもいいように。
厚いのは、乱暴に洗っても丈夫で割らないためである。
白い食器も我が家では以前から愛用している。
その使い勝手の良さを知ってからというのも、活用頻度はかなり高め。
洋食の日も和食の日も、ほぼ毎日食卓に登場する。
ところが最近、小さなサイズのモノや柄の入ったモノに目がいってしょうがない。
好みが変化したからだろうか。いや、どうも違う。
自分に以前よりは、時間や気持ちの余裕が出来たからだ。
それは小さな生活の変化による。
子供が大きくなり、食器を割る心配がなくなり、家でゆっくりと食事をする時間がいくらか増えた。
先日はついに北欧食器の定番、ARABIA社のパラティッシを手に入れた。
お皿全体に広がるデザインが特徴的でパープルのカラーが素敵なずっと気になっていた1枚だ。
合わせるのが難しそうに思えるのだろうか「俺が書いた方が上手いなあ」等と家族はぼやいていたが平気だ!
厚くて大きなグラスや食器ばかり使っていたあの日々は、それはそれで愛おしい。
その時々で必要なものがそれだった。
あの時、私は限られた時間の中で、好きな食器を選びそれなりに精一杯、軽やかな気持ちで暮らしていた。
生活と食器の深い関係。
たまに過ぎた日々を懐かしく思いながら、新しく加わったお気に入りの食器が生活に馴染むように、大切に迎え入れようと思う。
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