行方不明の記憶
こんにちは。shoei彩工房の鈴木です。
この時期になるとぼんやりと考え始める母の日のこと。
今年は何にしようかな~。欲しいモノあったっけ??
母の日にかこつけて「母」について思いを巡らせる季節のような気がします。
幼い頃、貯金箱のお金をかき集め近所のおばあちゃんがやっている洋品店でエプロンを買った記憶があります。
予算が少なく安いエプロンしか買えなかった。
それでも初めて親に「ありがとう」と言って慰労の品を渡すという事が嬉しくて誇らしかった。
もちろん母も喜んでくれていた。
そんな昔の話しをすると「そんな事あったかしら?」・・・きれいさっぱり忘れていた。
そうそう、家族ってそんなもの。
運転免許を持っていない母は、何処へ行くにも自転車を使っていた。
前と後ろに付けた大きなカゴに、いっぱいの買い物袋を詰め込んで走る母。
作業着でパート先に向かう母。
移動の足が無いなか生活や子育てに奮闘していた母は大変だったであろう。
今、私はその年齢をとうに越している。
あの時、なけなしのお金で贈ったエプロンだったけど良かったと思っている。
「ありがとう」の5文字は口にするだけで疲れが吹き飛ぶ。魔法の呪文みたいなもの。
感謝は大切。
母の日・・・こんな言わずもがなことを改めて考えるきっかけでもあります。
たとえエプロンの記憶が行方不明でも。。。。ね
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