褒め上手になれなくて。
こんにちは。shoei彩工房の鈴木です。
まだまだ寒い日が続きますが、食材は徐々に春らしいものに移り変わるころ。
冬に蓄えたエネルギーで、やさしい色合いやほろ苦さなどが感じられ食べていて嬉しくなる季節です。
ある日「ママの大変さが今、わかったよ!」と新米ママの娘がポツリと呟いた。
子育てって子供を育てながら自分の弱さと向き合う作業なんだよね。それが1番難しい。
娘の言葉を通して、自分が通ってきた道を振り返る。例えば私は褒めるのが上手ではない。
他人だといくらでも褒めることが出来ても、我が子には余計な一言を付け加えてしまう。本当はとても嬉しいのに、ここで褒めたら調子に乗ってしまうのではないか・・上には上がいると教えるのが親ではないか。。
そんな考えが邪魔して素直に喜ばないのだ。
自分の母もそうだった。子供の哀しそうな顔を見ては、自分が子供のころ凹んだ気持ちを思い出す。
次こそは、いっぱい褒めてあげよう!と誓うのに同じことを繰り返す。。
親に褒めてもらうことが、どれほど嬉しく自信になることだろう。
ようやく素直に褒めることができるようになった頃には、子供は何も報告しなくなったりする。
育児も人付き合いも、相手を思っているようで見勝手な自分がひょっこり顔を出す。
育てるということは、めんどくさいダメな自分に出会うこともあるのだ。
子育ては確かに人を成長させてくれる。
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