夏型結露と冬型結露の話
こんにちは、昭栄建設の注文住宅 Shoei彩工房の筋野です。
なかなか明けない梅雨。
そして今日も雨が降ったりやんだりと、本当に雨がよく降ります。
そして湿度。
今日は湿度がめちゃくちゃ高いんじゃないでしょうか、外に出ると体感80~90%くらいあるように感じます・・・
気温は17時で25℃くらいでしょうか。
25℃ 80%の空気が、車のガラス越しにエアコンの冷気で冷やされるとガラスの外側がすぐに曇ります、こんな風に。
この曇り、実は結露です。
外気のほうが暖かく湿った空気の場合に起こる結露。
冬の窓ガラスがびっしょりになる結露と同じ現象ですね、こういうのを夏型結露と言ったりします。
それでは、25℃ 80%の外気が、何℃まで冷やされると結露するのでしょうか?
空気線図で、それはわかります。
答えは21℃。
21℃で結露してしまうので、車のエアコンがガラスに直接当たれば、あっという間に結露してしまいます。
ここが曇るとサイドミラーが見えなくて危ないんですよねー!!
家でも湿度が高いときは、夏型結露に要注意。
窓ガラスは外で結露しても何も問題ありませんが、床下とか小屋裏など目に見えないところで夏型結露が起きてしまうと大変なことになってしまいます。
暖かく湿った空気が、ある一定の温度まで冷やされる(露点温度を超える)と起こるのが、結露です。
これはビアガーデンでよく見る、ジョッキの結露。
暖かく湿った外気が、キンキンに冷えたビールによって冷やされてジョッキが結露します。
これは冬に起こるサッシの結露です、あーこれこれと思う方も多いかもしれません。
アルミは熱を伝えやすいので、冬の外気温と同じ温度くらいまで冷えます。
冬の外気温ってどのくらい?ということで・・・
気象庁のHPで、さいたまの2月の平均気温を見てみると。
平均気温 4.4℃
最高気温 9.9℃
最低気温 -0.6℃
となっています。
冬の室内快適環境は、20℃ 50%と言われており、その室内気温が何℃まで冷やされると結露するかといいますと、これも空気線図で分かります。
9℃です。
そうすると。
さいたまでアルミサッシを使った家の場合は、2月の間はサッシ廻りはほぼ結露する可能性があるということになりますね。
これが冬型結露です。
結露を防ぐには、暖かく湿った空気を冷やさないこと、です。
サッシで言えば、冷えない(熱が伝わりにくい)サッシを使うことです。
今日は結露の話。
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