木材の可能性
こんにちは。じめじめ天気に今日もやられてるShoei彩工房の橋本です。
今日はさいたまスーパーアリーナでおこなわれている『埼玉住まいEXPO』へ
私たちが作る戸建て住宅の木材を供給してくれている、『協和木材』さんと打合せというか商品の説明を聞きに行ってきました。
協和木材さんが中心となって進めている『WOOD ALC』の説明会です。
マンションや事務所で使われる『ALC』↓
当たり前すぎるので気にならないと思いますが、皆さんも普段から目にしている思います。
外壁材で使われるのですが、軽量コンクリートで出来ています。
コンクリートなので火に強い、耐久性があると様々なメリットがある。
そのALCを木材で作ろうというのがWOOD ALC
見た目はどでかい集成材。
これをマンション等の外壁に使おうと、、、
良いじゃないですか\(^_^)/
WOOD ALCの実験棟
説明を聞いていてワクワクしてしまいました。
マンションなのに木の香りや温もりを感じられる部屋。
うーん(・∀・)イイネ!!
話はそれますが、林業が盛んな欧州では木造で高層マンション等を建設する取り組みもかなり進んでいます。
CLTという木材の繊維を直行方向に組み合わせた、集成材と似たような構造材を使用していくのですが、
(集成材の繊維方向は同じ向きで作られます)
日本では取り組み自体がまだ始まったばかり。
身近なところでは、新国立競技場の一部でCLTが使用されます。
日本の住宅は木造住宅が殆どなのに、集合住宅や公共建築ではほとんどが鉄骨造や鉄筋コンクリート造。
日本と同じ林業が盛んだった欧州では脱コンクリートが進んでいるのに、日本ではかなり遅れてる。
でも日本でもあと数年すれば、公共建築物では木造も多く使われてくるんじゃないかと思います。
その時においていかれない様にしないとな。。。
『構造CLT、外装材WOOD ALC』
クリアするには課題がありますけど、こんな時代がいつか来るのかな。
いつまでも勉強、頑張ろう。
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