ケンカを止めて。
こんにちは。
shoei彩工房の鈴木です。
だいぶ春らしくなってきました。
卒業や新生活の準備で忙しくされている方もいるのではないでしょうか。
仕事帰りのある日、駐車場でケンカをしている場面に出くわいました。
どうやら順番待ちをしていたところを横入りしたとか・・。大きな怒鳴り声。
横目で見ながら気持ちが沈んでしまいました。
慌ただしく過ぎていく毎日、うまくいった日も、そうでない日もあります。
みんな「答え」を知らないまま歩き続けている。
一体何が正解なのか、どこに自分の目指す旗が立っているのか、わかっている人なんてほとんどいないのです。
世の中には色々な「正解」があって、私にとっての正解が他の人にとって正解だとは限らない。。とはわかっているけど実際に自分と真逆の意見を持っている場合、それを認めるのはなかなか難しいものです。
「こんなやり方だからダメなのよね」「私だったら、こうするのに」・・
自分の価値観と違うことに出会った時、人はイライラしたり怒ったり、不機嫌になります。
でも「違う」と指摘したり、間違いを正すことだけが正解じゃないと思うのです。
少なくとも人を責めたり叱ったりするのは大きなエネルギーが要ります。
言ったから楽になるというより、後味の悪さがいつまでも残る。
心に負担がかかる。
また「違う」と言われると、つい自分の人格全てを拒否されたように思いがちだけど決してそうではない。
違うのは「私の意見」で「私自身」ではない。ようやくそう思えるようになった。
歩いてきた道が皆違うのだから違って当たり前。自分と違う「正解」を「あぁ!なるほどね」と認められる人になりたい。
その行動のもう一つ奥にある、その人の根っこに思いを馳せられる人になれたら、人と人はもう少し優しく交われるような気がします。
優しい気持ちはずっと続き、頑張り時の大事な燃料になるのだ。
ひとまず美味しいご飯を食べて今日の自分に、明日の私に元気をあげたいです。
コメントを残す