西洋美術館の記事でコルビュジエを想う
今日の読売新聞の記事。
国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品」の世界文化遺産への登録がほぼ確実になったとのこと。
それを受け、丹下健三が設計した国立代々木第一体育館も登録を目指して動き出すなど、近代建築への関心が高まっている、という記事です。
コルビュジエの建築は自分の目で見に行きました。
もう10年以上前だけど、フランスへ行き廻れるだけ廻る近代建築の旅だったな。
安藤建築を見に大阪行って、この原点はなんなのかの思いからコルビジュエとフランスの建築巡りを決行。
僕は大学も文学部だったし、はじめての就職先も電気電子部品の商社で営業。
建築の勉強は夜間の専門学校で必要最低限のことだけだったので、僕の中でこの安藤建築とコルビュジエ巡りは独学ながら今でもとてもいい勉強だったなと感じています。
※今日の写真は当時僕が撮った写真です、いつもより少し大きめの画像でUPします。
ブラジル学生会館。
力強いピロティとコルビュジエらしい色使いが印象的です、青空と植栽の緑ともベストマッチ。
スイス学生会館。
ここはMetroのporte d’Orleans駅から歩いて、、、結構かかった気がします。途中道に迷ったので、余計に歩いてたのかもしれません。
国際大学都市内に建つこの建築、コンクリートの箱がとても軽々しく持ち上がっている印象を受けました。
同じピロティのある建築ですが、一方は荒々しいまでの力強さを感じさせ、もう一方はすごく軽やかな印象ではありませんか?
最後にピロティじゃないですけどコルビュジエ建築の中でも有名なこちら。
ロンシャンの礼拝堂です。
造形的なファサード。
光のシャワーが降り注ぐ開口部。
全てが造形的でただただ感動したのを今でも鮮明に思い出します。
パリから丸一日かけて日帰りで訪れたのですが、自分の目で見られて本当に良かったと思っています。
ちなみに僕が撮ったロンシャンの礼拝堂のファサード写真。
今はもう発売してないようですが、コルビュジエDVD-BOXの表紙になっています。
(ふふ、ちょっとした写真家気取りだぜ)
今日の新聞記事で色々なことを思い出させて貰えました。
建築に夢を持とう。
あのときの想いと、自分への誓いを忘れずに。
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