ミライエ
風邪が気持ち良いですね。
Shoei彩工房の脇坂です。
今日は現在大宮方面にて計画している建物に対しての構造計算とにらめっこ。
この計画建物には写真にある制震ダンパーの「ミライエ」という商品を採用していきます。
この商品、最初は知らなかったです。
注文住宅の現場で採用した際に弊社で行われたメーカーさんの講習を受けて名前を知りました。
気づけば電車のホームの広告に載っているのもちらほら。
制震ダンパーとは地震の揺れを吸収し被害を軽減させるもの。
このミライエでは減衰ゴムが組み込まれており地震力を熱エネルギーに変えてしまう優れもの。
今だ記憶に残る熊本地震。
震度7が繰り返しに起こった天災。
この商品を採用した建物はほとんど外傷がなかったと言われております。
そんな安心を提供できるためにこの物件にも盛り込んでいくことになりました。
住まう方に少しでも安心出来れば、それ以上のことはないと私自身も思います。
このミライエを考慮しさらに木造2階建てではしなくても良い許容応力度計算、
いわゆる構造計算を掛けていきます。
それが彩工房スタイル。
私がこの昭栄建設に入社した時も「構造」という言葉は良く聞いて学んできました。
どんなにかっこいい家が出来ても
倒れて壊れてしまうような家であってはならない。
そんな想いで構造計算の検討を行っていきます。
私も東北の震災の際に、上司と共にボランティアに行かせて頂きましたが、
少しでもあのような家の姿が一軒でも減れば。
そう願わんばかりです。
地震大国日本。
学ばなければならないことがたくさんありませんが、頑張ろう。
それでは今日はこの辺で。
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